神田の老舗居酒屋、みますや。


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太田和彦氏がその著書の中で、
“東京の居酒屋は「みますや」にはじまり、「みますや」に終わる。”と
紹介文の冒頭に書かれている老舗居酒屋、
「神田 みますや」への初訪問である。

「どぜう」の文字の赤提灯に、縄のれん。
神田 みますやは、創業明治38年という老舗居酒屋である。


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その静かなたたずまいとは裏腹に、
みますやの縄のれんをくぐると、
店内は「これぞ、酒場、これぞ居酒屋」という
静かな喧騒につつまれていた。

神田という街がらか、みますやの客の大半はサラリーマン。
カップルもちらほらだが、圧倒的に会社帰りのグループが多い。

店の一角に腰をおろし、熱燗を注文する。
ほどなく「みますや」の文字が書かれた徳利と、
頼んだ牛煮込みが運ばれてきた。


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熱燗が内臓にしみわたる。

みますやの店内は活気にあふれ、
注文が飛び交い、客は酒と肴と話に花を咲かせる。

つづいてはまぐろのづけと
ほうれんそうのおひたし。


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まわりがほどよく霜降りになったまぐろのづけが
燗酒によくあう。


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神田の表通りからはいった静かな通りの一角で、
老舗居酒屋の喧騒につつまれ、熱燗をひとり傾ける夜。

隣のふたり組みは仕事の憂さ晴らしに酒を飲み、
反対側のふたり組みは、会社の将来を憂えて話しこむ。

神田の老舗居酒屋、いや東京の老舗居酒屋「みますや」。
今日も多くの人々があの縄のれんをくぐり、
あの喧騒の中で酒を飲むのだろう。



神田 みますや
東京都千代田区神田司町2-15
03-3294-5433
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