門前仲町 浅七。


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太田和彦氏が「新精選 東京の居酒屋」で
“気分は鬼平 門前仲町 「浅七」”と題して書かれている
門前仲町の名居酒屋である。

人気の居酒屋の多い門前仲町のなかにあっても
定評のある浅七。

門前仲町の駅から歩いてすぐの細い路地に
「酒ぐら 浅七」と書いた看板がひとつだけ。
この入口が大人の居酒屋であることを物語っている。


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浅七の店内はカウンターが7席ほどと板張りの小さな座敷に
低い卓がいくつか。

カウンターに座るとまず酒を聞かれる。
三千盛、立山、浦霞、梅の宿、など
奇をてらわないしっかりした酒の銘柄。

酒を選ぶと次に飲み方を聞かれる。
「つめたいの、ひや(常温)、あったかいの(燗)」から
好みの温度を告げると、着物のご主人が手早く
酒を供してくれる。


最初はまぐろのづけと三千盛のつめたいの。


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続いて茄子の炊いたもの。


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酒にあうよう、いい塩梅にだしがきいて
すこぶるうまい。


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浅七の肴はどれもこぶりでひとりで酒を飲むために
つくられた粋なもの。

ついついもう一本。
こんどは立山の燗。絶妙のぬる燗でだしてくれた。


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うざくを追加。

これがまた酢がきつすぎず、うなぎの香ばしさが
またまた酒をすすませる。


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門前仲町の浅七。
多くの酒飲みたちを魅了する素晴らしい居酒屋。


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カウンターに座りながら背筋の伸びる
門前仲町の夜であった。


門前仲町 居酒屋 浅七
東京都江東区富岡1-5-15
03-3630-3127
東西線 門前仲町駅 徒歩1分
門前仲町 居酒屋 浅七 詳細情報


【門前仲町 浅七 参考情報】
 厳選された日本酒と肴 … 居酒屋「浅七(あさしち)」(門前仲町)
 浅七 (門前仲町)

 ※さすがは門前仲町の浅七。名だたる方が訪問記事を書かれている。


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