稲子湯。

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八ヶ岳にある一軒家の温泉宿。
稲子湯は温泉旅館というよりも登山基地の
山の温泉宿、という雰囲気の静かな宿だ。

毎年冬のシーズンになると、八ヶ岳のついでに
寄らずにはいられない、稲子湯。

このシーズンの稲子湯は、JR小海線からのバスの便もなく
宿泊客の多くが八ヶ岳の登山者。

八ヶ岳の冬山を越えて、稲子湯におりたったが、
山上は大荒れ、このあたりでも雪が舞う天気であった。

1月上旬で、稲子湯のあたりの積雪は10cmくらい。
3月くらいになるともっと雪は深くなるのだ。

じっくりと稲子湯の温泉につかったあとは、
食堂で夕食。

山の宿なので、素朴な料理だが、疲れた体には
なによりもうれしいひとときだ。

天ぷら。

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佐久地方の名物、鯉の洗い。

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わさび醤油でいただくと、身がコリコリして
酒が進む。

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なんのことはない、南蛮漬けなのだが、
これがとてもうまいのだ。

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小鍋には、鶏肉と舞茸、白菜に椎茸。
これも何の変哲もない鍋だが、稲子湯に来る人には
この小鍋がおいしいと評判。
むろん、私も大好きで、だしがとてもやわらかい味でいいのだ。

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鶏肉が煮えてきた。。。

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ちなみに、この稲子湯の小鍋、
秋になればきのこがいっぱい入ったきのこ鍋になる。

酒は佐久の地酒。

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鮭のホイル蒸し。

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焚き合わせ。

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これは・・・

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具がたっぷりはいった、茶碗蒸し。
穴子がとてもいい味なのだ。

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漬物だけでもけっこう飲める(笑)

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最後にごはんとお味噌汁。

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とっておいた野沢菜で、野沢菜茶漬け。

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これでも、まだ2品ほど撮り忘れていることに気がついた。
稲子湯の夕食はいろんなものがだされて、素朴だけれど
心が豊かになるのだ。


八ヶ岳の麓の山の湯宿、稲子湯。
20年前に訪れたときからかわらない、
静かな湯とおいしい食事に、大満足の夜であった。


稲子湯
長野県南佐久郡小海町大字稲子1343
0267-93-2262
JR小海線 小海駅または松原湖駅からバス
(冬期は稲子湯まではいらず、途中の稲子までの運行)
 ※宿泊客は宿に送迎をお願いできる


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