新井薬師前 杉玉。

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新井薬師前駅の南口にある日本酒バー。
日本酒好きには垂涎の粋な店、杉玉に初訪問だ。

杉玉の店長さんのツイッターでオープンを知り、
初の新井薬師前に。

新井薬師前駅から歩いて30秒。
ビルの地下へ降りる階段に、ごくごく控えめな
日本酒バー 杉玉のサイン。

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杉玉の店内は、カウンターのみ7席。
女性がひとりでも飲める、明るくて静かな日本酒バーだ。

さて、喉が渇いていたので、最初はグイッとビールで。

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お通しからただものではない雰囲気。
地酒の酒粕をつかったスープ。これが絶品。

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横にちょこっと添えられた味噌もまた、酒のすすむ味で
これだけであっというまにビール1本。

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杉玉の日本酒ラインナップは、天野酒、北信流、三芳菊、
それに京都伏見の蒼空の、4つの蔵元の
いい酒を垂直にそろえていて、いろんなのみ比べができる。

3種類以上の飲み比べには、60mlの小さなグラスで
360円からと、リーズナブルにいい酒がたくさん楽しめる。

最初にえらんでいただいた4種。

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カウンターにずらりと並べると、
これだけでシアワセな気分(笑)

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こじんまりとした日本酒バーなのに、
酒肴は素晴らしく充実。

これは本日の酒肴の一部。

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あまりに魅力的な酒肴の数々に、選びきれず、
おまかせ酒肴三種盛りをお願いしてしまった。

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手前は、柿と海草の酢味噌あえ。
これが絶妙な味わい。
真ん中は、にしんの切り込み。

こりゃ飲める。

奥にあるのは、自家製チーズの塩辛。

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ひえぇー、酒がとまらん。。。

京都伏見というと黄桜や月桂冠など、大手酒蔵を連想するが、
この蒼空は、伏見で最も小さな酒蔵らしく、
東京では滅多に入らないらしい。

食をじゃましない、というコンセプトで醸られているそうで
ふくよかな味わいがありながら、すっと香りがひいていく感じがいい。

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人気メニューの鴨の西京漬け。

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これには、蒼空の「短悍渡船」という珍しい
酒造米をつかった、コクのある一杯を。

相性ばっちり。

これでやめようと思いつつ、
こちらも素晴らしかった、天野酒。

大阪の天野酒は、スーパーでも売っているイメージがあったのだが
杉玉においてあるのは、天野酒の中でも若き杜氏の
山本氏がプロデュースした通称「山本スペシャル」のみ。

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大阪でも4軒くらいの酒屋さんにしか流通していない
貴重なお酒だそうで、確かに旨い。

最後に食べたかった、杉玉名物の
「月替わり醤油のたまごかけごはん」。

今月の醤油は、「さんま醤油」。

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さんまと塩だけで造られた魚醤なのだが、くさみはまったくなく
さんまのいい香りが醤油にとけこんだような
やさしい味わい。

あつあつのごはんに。。。。

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こりゃたまらん。。。

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新井薬師前 杉玉。
素晴らしい銘酒のラインナップと、
酒のとまらない酒肴の数々。

これは通ってしまう、日本酒バーだ。


新井薬師前 杉玉
東京都中野区上高田3-19-3 セブンビル B1
03-5380-5567
新井薬師前駅 南口 徒歩30秒


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 @washu_sugidama

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