京都の祇園、花見小路の一本東の通りに
ひっそりとある割烹きたざと。


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このきたざとは、比叡平にあった名店、
「北さん」の店主が祇園に移って開いたお店だ。

比叡平の「北さん」にはいったい何回通っただろうか。
住宅街の中にある一軒家。
掘り炬燵式のカウンターで、数々の酒肴と
各地の銘酒をそろえ、何を食べてもおいしかった。

いまはこの祇園の閑静な通りに移り、
「きたざと」となった。


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カウンターがいっぱいだったので、座敷席。
ぐっとお上品な感じである。


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メニューを渡され、これは昔と同じ。
注文したいメニューをメモに書いて渡す。


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「北さん」の頃は、そのメモを渡すと、
店主の北さんが、大きな声で注文を読み上げ、
男性のスタッフがきびきびと動いていたのを
懐かしく思い出す。


まずは、鱧の焼き霜。


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梅肉でいただく。
夏の京都の味だ。


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続いては「北さん」時代の定番メニュー、
納豆オムレツ。
私は北さんのこのメニューで納豆のおいしさに目覚めたくらい。
ネギと納豆がオムレツにアクセントを添え、
いい酒のアテになる。


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これはポテト焼き。
昔は「ポテトベーコンチーズ焼き」というメニューだった。


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お酒も、さすが祇園だけあって、
上品にでてくる。


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比叡平では、お酒の注文が入ると、
北さんがうれしそうな顔で、カウンター越しに、
一升瓶を持ち上げ、トクトクとお椀のような湯のみに
なみなみとお酒を注いでくれたのを思い出す。

もう、15年以上も前だろうか。
そんなことを懐かしみながら、祇園の中で
ひとり酒を飲むのであった。


祇園 割烹 きたざと
京都府京都市東山区祇園町南側570-120
075-561-0150
京阪本線四条駅徒歩5分
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