京都 祇園の割烹、なか川。


nakagawa20080927-007.JPG





















祇園のなかでも、ランチをやっていないので
なかなか行く機会のなかった割烹だが、
鱧料理の美味しい割烹として噂を聞いていたので
鱧好きの私にはたまらない割烹なのである。

祇園の白川をぬけて少し静かな通りに
「割烹 なか川」の看板。

細いビルの道を奥にすすむと、
この「割烹 なか川」の暖簾がある。


nakagawa20080927-001.JPG






















ちょっと緊張しつつ、なか川の暖簾をくぐると
温かい声で迎えてくれたご主人。

さて、割烹なか川の京料理。

先付け。


nakagawa20080927-002.JPG























続いてでてきたのは、なんと
「まるの土瓶蒸し」。


nakagawa20080927-003.JPG






















「まる」はすっぽんのことだが、「まる鍋」は
いろんなところでいただいたものの
「まる土瓶蒸し」は珍しい。

すっぽんと、しょうが、焼きねぎの
シンプルだが奥深い味わいが、
スープにじんわりでていて、じつにうまい。


nakagawa20080927-004.JPG























うーん、すっぽんの身もプリプリ〜。


nakagawa20080927-005.JPG






















私の個人的な本命(笑) 
鱧料理第一弾は、鱧のたたき。


nakagawa20080927-006.JPG























丁寧に骨きりされ、皮側を香ばしく焼かれた
鱧がなんとも美しい。


nakagawa20080927-007.JPG






















梅肉でいただくと、鱧の落としとは少し趣が異なり、
レアなお刺身感があって酒にぴったり。


続いて、鴨まんじゅう。
鴨のミンチ肉を山芋のすりおろしたもので
包んであられをつけて揚げたもの。


nakagawa20080927-008.JPG






















あんかけの味と、鴨の甘さが見事に調和して
何杯でもいける。


子持ち鮎の塩焼き。


nakagawa20080927-009.JPG






















この季節になると、子持ち鮎は大きくなって
甘露煮にされることが多いが、今年は小ぶりなものが
手に入るそうで、子持ちの鮎の塩焼きとは贅沢だ。


いよいよ「なか川」の料理も大詰め。
鱧しゃぶ、である。


nakagawa20080927-010.JPG























大きな特注の鍋で、鱧のだしを煮立て、
そこに鱧の身をご主人自らいれてくださる。


nakagawa20080927-011.JPG






















鱧の身が花ひらいた最適のタイミングを見計らって
引上げ、さっと氷水にくぐらせて締める。


nakagawa20080927-014.JPG























梅肉で食べると、プリプリの鱧の身が
だしをふくんでいて、えもいわれぬ味わいだ。


nakagawa20080927-012.JPG






















さらに松茸も投入され、「はも松」。
これはポン酢であっさりいただくが、
松茸の香りがなんともよい。


nakagawa20080927-013.JPG























ひとしきり鱧や湯葉を堪能し、
最後は鱧のだしがいっぱいの鍋で「鱧ぞうすい」。


nakagawa20080927-015.JPG























この「鱧ぞうすい」の卵が、
細かくてかつ、ふんわり。


nakagawa20080927-016.JPG























鱧しゃぶを堪能し、鱧雑炊でしめる。
至福の鱧ずくし。


京都 祇園の割烹、なか川。
噂に違わない、さすが祇園の割烹の味であった。


京都 祇園 割烹 なか川
京都府京都市東山区祇園花見小路通新橋東入ル
075-541-0552
阪急京都線河原町駅 木屋町1番出口 徒歩8分 
京阪電鉄本線四条駅 徒歩5分
京都 祇園 割烹 なか川 詳細情報 


レストランの人気blogランキングへはこちら
ブログランキングバナー


京都 祇園 割烹