銀座 東風庵。
東風庵と書いて「こちあん」。


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初め、「東風庵」という店名をみたとき
「とんぷー」と思ってしまった
ハヤトチリな私・・・汗

もちろん中華料理ではなく、
東銀座にある、手打ちそばだ。

銀座 東風庵の店内は、そんなに広くはなく、
こんないい感じの座敷と、小さなカウンター、
テーブルが8席ほどの、こじんまりとした
いい雰囲気のそば屋さん。


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そばをいただく前の酒肴。


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そば味噌、板わさ、・・・
なんだかうれしくなってくる(笑)

出し巻きもいい感じ。


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そして、この酒肴のなかにひっそりと
鎮座していた、酒肴中の酒肴。

珍味中の珍味、ともいわれる
「ふぐの子(ふぐ卵巣)の糠漬け」。


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ふぐの卵巣は、もちろん猛毒があり
日本では基本的に販売が禁じられているが、
石川県のなどの特定地域だけ、これを何年も
糠漬けにして、毒をなくす製法があり、特別に
認められているものだ。

以前、醗酵学者の小泉武夫先生の本で読んで、
一度食べたいと思っていた究極の酒肴である。

さて、銀座 東風庵の話に戻る。

この東風庵は、そばのおいしさもさることながら
いろんな酒肴が私には最高のご馳走。

今日はそば屋ということもあり、
そば焼酎のそば湯割り。


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初めてそば焼酎のそば湯割り、というのを飲んだが、
香りがよく、焼酎のうまみがありながら
すっきりとした飲み心地が、いろんな
酒肴によくあう。

続いて、梅山豚の炙り焼き。


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これもこだわりの豚、さすがに味が濃厚で
めちゃめちゃうまい。


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野菜だけのかき揚げ。


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これがまた、野菜だけなのに、
うまみたっぷりで、またまたそば湯割りがすすむのだ。

シメのそば。
2種類のそばを味くらべ。


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東風庵のご主人に、「まず最初はカナサゴウ」と
言われ、そば初心者の私は「カナサゴウ?・・・」と
オウム返しにつぶやく(笑)

「カナサゴウ」とは、茨城県の金砂郷町のことで、
常陸秋そばの産地として有名なのだそうだ。

2種類目(手前)は、北海道のそば。


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色白なのだが、そばの香りは高く、
食感は常陸秋そばにくらべると、おおらかな感じ。

私的には、味わいの深さで、「カナサゴウ」に
一票、という感じだが、いや、本音を言えば
どちらもうまい(笑)

銀座 東風庵。
銀座でこだわりの酒肴とそばを楽しめる、
素晴らしいそば屋さんであった。


銀座 東風庵
東京都中央区銀座4-14-1
03-3542-7277
地下鉄浅草線 東銀座 徒歩3分
地下鉄銀座線銀座駅 徒歩5分
銀座 東風庵 詳細情報


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