謹賀新年。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年らしく、高千穂の伝統行事、神楽の舞。

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九州高千穂は夜神楽(よかぐら)で有名だが、
高千穂の「神楽の館」で見た夜神楽だ。

高千穂地方は、天孫降臨の地といわれ、
いまでも季節になると、夜神楽が行われるそう。

ホンモノの(?)の夜神楽は、
集落の民家で回り持ちして、ふつうの民家で
夜通し行われるものらしいのだが、
この「神楽の館」は、観光客向けに、
夜神楽のダイジェストを見せてくれる。

囲炉裏には炭が焚かれ、竹筒をくり抜いた中に
焼酎を生のままいれて、直火でお燗をする。

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この夜神楽のときに、それぞれの民家では、
簡単な食事を提供するのだそうだが、このように
ざるに盛られた、煮しめなどのシンプルな郷土料理。

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巻き寿司や、おにぎりとともにいただく、
こんにゃくや大根の焚いたものは、
素朴なのだが、なんだかとてもおいしく感じられる。

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炭火でお燗された、そば焼酎、神楽の舞。

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現実ばなれした時空間で、
初めての夜神楽をみつつ、
なんともいえない味わいがある。

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神楽の舞は、いつしか、ちょっときわどい
しぐさも登場する、「御神体の舞」。

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夜通し三十三番の神楽を見るときに、
時おりこういった、ちょっと刺激的な舞があるのは
目覚まし効果なのか(笑)


高千穂地方では、この夜神楽が、十一月から二月の
農閑期に各集落で行われているそうだ。

天孫降臨の地とも言われる、高千穂地方の
伝統を感じる瞬間であった。


<参考情報>
 高千穂神楽 (神楽の館での夜神楽の解説)
 神楽酒造神楽の舞 そば焼酎 25度 720ml


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