定食学入門。



ちくま新書からでている、「定食評論家」、
今 柊二(こん とうじ)氏の定食に関する考察だ。

先週ごろ、日経新聞の書評欄にでていた、
「定食学入門」というタイトルに惹かれ、
読んでみた。

そもそも「定食」って何?

日本でいうところの「定食」にメニューとして
定義があるのだろうか・・・?というギモンから
読んでみたのだが、どうも「定食」に関する
全国共通的なキメゴトはないらしい。

ちなみに、辞書によると、「定食」とは・・・

ていしょく [定食]
料理店で,献立の内容が決まっている食事. (対)一品料理
(出典:三省堂 Web Dictionary「デイリーコンサイス国語辞典」)

てい‐しょく【定食】
食堂・料理店などで、あらかじめ
いくつかの料理の組み合わせを決めてある献立。
(出典: 大辞泉 提供:JapanKnowledge)

ということらしい。
日本料理の「シキタリ」的な型や作法ではなく、
アラカルトに対する概念のようだ。

ちなみに、定食学入門の中では、「定食」とは、
「ごはん」「おかず」「汁」の三要素から成り立っているものだそうだ。

今柊二氏は、定食についてくる「おかず」について、
「焼き魚」からはじまり「ハンバーグ」「唐揚げ」、
「しょうが焼き」・・・とおかずのバリエーションと
それぞれの「おかず」の歴史的、文化的背景に話は及ぶが、
調味料についての考察もされている。

なんと「ケチャップ」の語源は中国語の「ケ・チアプ」
(魚を塩漬けにして発酵させた食材のことを指していたらしい)から
きているというのには驚いた。

私自身はどちらかというと、「酒と肴、一品勝負」的な人なので、
定食についての話そのものは縁が薄いのだが、
日本の外食の飲食店ができてくる歴史についても書かれていて、
グルメの総合マメ知識としても、いろんな「へえー」が詰まった本だ。


【定食学入門】
 定食学入門


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