「行きつけの店」。

この本を読んだのは15年ほど前だろうか。
食に関する本が好きで、いろいろ読んではいるのだが
この、山口瞳氏の「行きつけの店」は、深く心に刺さるものがあり
いまも時おり、思い出したように読み返す。

この本を読んだのは15年ほど前だろうか。
食に関する本が好きで、いろいろ読んではいるのだが
この、山口瞳氏の「行きつけの店」は、深く心に刺さるものがあり
いまも時おり、思い出したように読み返す。
このブログの訪問記の中でも、氏の「行きつけの店」だった店や、
ゆかりの店がいくつか登場するが、
そのときにはいつも、山口瞳氏の「行きつけの店」を思う。
この本は食べ歩きやお店の紹介本ではない。
山口瞳氏自身が書かれた、あとがきの一節が全てを物語っている。
“読者にお願いがある。
どうか自分の行く店を紹介しただけのものと思わないでもらいたい。
私は、旅館、料亭、小料理屋、酒場、喫茶店などは
文化そのものだと思っている。そこで働く人たちも文化である。
私自身は、そこを学校だと思い、修行の場だと思って育ってきた。
読者もここで何か学んでくれたら、こんなに嬉しいことはない。”
(山口瞳 「行きつけの店」 新潮文庫 より)
酒を愛し、食を愛し、人を愛した山口瞳氏の、
想いが詰まったこの本の文章には遠く及ばないが、
私も居酒屋巡りを、修行の場と心得え、
ひとりの酒飲みとして、なにがしかの思いを書き続けていこう。
(単なる酒飲みの言い訳か・・・笑)
【行きつけの店】
行きつけの店
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ゆかりの店がいくつか登場するが、
そのときにはいつも、山口瞳氏の「行きつけの店」を思う。
この本は食べ歩きやお店の紹介本ではない。
山口瞳氏自身が書かれた、あとがきの一節が全てを物語っている。
“読者にお願いがある。
どうか自分の行く店を紹介しただけのものと思わないでもらいたい。
私は、旅館、料亭、小料理屋、酒場、喫茶店などは
文化そのものだと思っている。そこで働く人たちも文化である。
私自身は、そこを学校だと思い、修行の場だと思って育ってきた。
読者もここで何か学んでくれたら、こんなに嬉しいことはない。”
(山口瞳 「行きつけの店」 新潮文庫 より)
酒を愛し、食を愛し、人を愛した山口瞳氏の、
想いが詰まったこの本の文章には遠く及ばないが、
私も居酒屋巡りを、修行の場と心得え、
ひとりの酒飲みとして、なにがしかの思いを書き続けていこう。
(単なる酒飲みの言い訳か・・・笑)
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