東京グルメ　居酒屋訪問記 : 御茶ノ水山の上ホテル天ぷら山の上

東京グルメ　居酒屋訪問記

東京のグルメ、銀座恵比寿渋谷新宿六本木などおいしい居酒屋があればどこまでも。おいしいビールがあれば幸せ。・・・・という境遇の食べ歩きグルメが好きな会社員が綴る、いきあたりバッタリの東京グルメ居酒屋訪問記。

御茶ノ水山の上ホテル天ぷら山の上。

山口瞳氏の「行きつけの店」にも登場する、
この山の上ホテルの天ぷらは、いつかは訪れてみたいと
かねてから思い続けていたお店だ。

御茶ノ水駅から明治大学のほうへ歩いて4分ほど。
山の上ホテルの1階に、天ぷら山の上のサイン。

店内は奥に個室、天ぷらの調理場の前の長いカウンターと
テーブル席がいくつか。

カウンターの天ぷらをあげてくれる目の前の席に通された。

長年憧れていた、山の上ホテルの天ぷらを目の前に
ちょっと緊張気味（笑）

まず、天つゆと、たっぷりの大根おろし、
そして、さらさらのお塩が用意される。

昼の天ぷらコース。
最初は、海老が3本。

ふだんなら、迷うことなく「塩」派の私だが、
山の上の天つゆは、さすがのおいしさで、
このあと、あがってくる天ぷらの食材ごとに
毎回迷うハメになるほど。

ここからは、しばらく季節の野菜の天ぷらが
頃合をみはからって少しづつ供される。

舞茸の天ぷら。
舞茸の香りが天ぷらの中に閉じ込められていて
口中に含むとそのきのこのいい香りが
ふわっとひろがるのがわかる。

リッパなししとう。

ほんとに薄い衣で、サクッと揚げられていて
これが職人のワザなのだなぁ、と一品ごとにしみじみ。

ここで、身の詰まったキスの天ぷら。

大好物の茄子。

もう、ノックアウト寸前。。。

トドメを刺されたのは、これ。
稚鮎の天ぷら。

う、美しい。。。

そして、ウマすぎ。
ほろ苦いワタも、天ぷらでやわらかになり
なんともいえないしみじみとした味わいだ。

もうダメ、ガマンできない。。。

歯ごたえのいい蓮根。

追い討ちをかけるように登場した、
穴子。しかもふたきれ。

天つゆのだしのきいたやわらかな味に
穴子の身がトロけていく。

さいごに、ごはんとお味噌汁とお漬物。

デザートの抹茶アイス。

天ぷらをいただいている途中に、
この美味しい天ぷらが終わったらどうしよう、という
不安に襲われそうなくらい、
至福のひとときであった。

御茶ノ水山の上ホテル天ぷら山の上。
山口瞳氏の「行きつけの店」、
私もすっかりファンになってしまった。
もう一度、山の上ホテルの天ぷらをじっくり食したいと
書きながらまた思いを新たにするのであった。

御茶ノ水山の上ホテル天ぷら山の上
東京都千代田区神田駿河台1-1
03-3293-2311
JR御茶ノ水駅徒歩4分
御茶ノ水山の上ホテル天ぷら山の上詳細情報

【山の上ホテル天ぷら山の上公式ホームページ】
　山の上ホテルてんぷら山の上

【山口瞳：行きつけの店】
　行きつけの店

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